
日本酒セラーで麹魂のためのネタを探していると、
「春霞おいしいですよ。蔵付き酵母を培養して『亀山酵母』ってのができて、
それで造ったお酒、きっと福岡のお酒が好きな人は好きじゃないかなー」と独り言のような声。
声の方に振り返るとそこには永島さん
*。
どちらかというと春霞はカタイお酒のイメージだったけれど、
この亀山酵母で醸したお酒は爽やかな香りでフルーティで、米の味がやわらかい、と教えてくれた。
さすが永島さん、静かにお酒を定点観測。
永島さんはずっと酒販業界で働いてきた生粋の酒屋マン。
口数は多くないけれど、少し話すとお酒への情熱が静かに燃えているのがわかる。
知らない酒米の名前が出てくると、だいたい永島さんに聞いてみるといい。
「その米の父親は◎◎で母親は▽▽ですよ」という具合に即座に答えが返ってくる。
麹や米など、酒の設計の細かい部分、
細かければ細かいほど永島さんの知識ストックは掘りがいがある。
ひょろっと細身で身長も高いから“酒スペック王子”とこっそり名付けた。
*永島さん…とどろき酒店であべ店長の次に古いスタッフ。蠍座B型左利き
posted by スタッフ at 15:57| 福岡 ☀|
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酒屋こぼれ話
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