
あなたの友達になりたいお酒がいます
長くつきあえばつきあうほど良さがわかる
友だちのようなお酒を
これからも提案していきたいと考えています。
これはとどろき酒店スタッフの名刺に書いてある言葉です。
全国、全世界、数えきれないほどの造り手、お酒があるなかで、
私たちが知り合い、飲み、取り扱うことができるのはほんの一部。
お客様に「どんな基準でお酒を選んでいるんですか?」と聞かれることがありますが、「友達のようにつき合えるかどうか、愛せるかどうか」って大きなポイントです。ものすごく抽象的なようですが、自分の胸と舌に問いかけてみると、意外とすんなりと答えが出たりします。
それは料理やお酒をいれる器も、同じこと。
ではないかな?
と思う今日このごろ。
触れてみて、お酒を入れて飲むところを想像(妄想)してみて、
うん、この子とは友達になれそう!
そう思って連れて帰ってもらえるとうれしいです。
とどろき酒店には、
あなたの友達になりたい器がいます。
今回紹介するのは、有田(佐賀)の川口武亮さんの器、
名付けて片口3兄弟。
なんでもこーい!どどーんと構える兄(真ん中)。悠々としたゆらぎが素敵です。
◎ 川口武亮 灰釉片口(大)
ぽってりしたフォルムに三島文様、かわいらしさと素朴さが同居した
中性的な次男(左)。
◎ 川口武亮 灰釉三島片口
末っ子(右)は、誰からも愛されそうな粉引。見え隠れするランダムな縦縞がいいです。
◎ 川口武亮 粉引しのぎ片口