2014年05月25日

Zum wohl! by 田中


BECKERzonwoh.JPG


「ツン ボール!」

5月4日、ドイツ語の乾杯でスタートした、ベッカーくんを囲む会。
ベッカーくんはドイツ ファルツの造り手です。



ベッカーくんのワイン

BECKERBOTTLE.JPG

ベッカーくんのワインといえば、キツネラベル。
イソップ童話の「すっぱいぶどう」というお話からきているそう。


おなかを空かせたきつねが歩いていると、
おいしそうなぶどうが枝から垂れているところに通りかかりました。
きつねはどうにかしてぶどうを取ろうと、
つま先立ちをしたり、
飛び跳ねてみたものの
どうしても取ることができません。
しばらくして、じーっとぶどうを眺めていたきつねが言いました。
「ふん、あんなぶどうおいしくないや。まだすっぱくて食べられやしない」
ぶどうを睨みつけると、そのままどこかへ行ってしまいました。
『イソップ童話』より



甘口ワインが主流だった30年前。
ベッカーくんの父6代目フリードリッヒ・ベッカー氏は
フランス ブルゴーニュのような辛口ワインを志ました。
「ベッカーのぶどうはすっぱくてまずい」周囲は冷たい反応。
それでも信じた道を貫いたベッカー家のワインは、
ドイツで一番権威のあるワインガイド「ゴーミヨ」で8年連続最優秀賞を受賞するなど、
今では国内だけではなく全世界で評価を得ています。


白つぐさんの料理とベッカーのワイン

BECKERlist.JPG

「個人的に、一番だしとワインは合わないと思うんだよなあ…」
という白次さんの心配も杞憂に終わりました。

シュペートブルグンダー(ピノノワール100%)の
「カルクゲシュタイン ヴァイサーブルグンダー トロッケン2012」と
さしみ(マグロも)も違和感なくおいしくいただけたことに驚き!

「プティ ロゼ」の淡い繊細な味も、和によりそいます。
ベッカーくんの父6代目が自分のグラスにだけ注ぎ
おいしそうにのんでいたオレンジ色のワイン。
「俺のロゼ」と呼ぶだけで、その正体を明かしてくれず、
なかなか取り扱いにまでいたらなかったという思い出の1本。
山野さんがベッカー家に通いだして輸入できるまでに数年かかったそうです。

BECKERdad.JPG
6代目のベッカー父。ダンディ強面フェイスで、山野さんがロゼのことを言いだせなかったことがわかりますね。
http://tia-net.com/h-hof/生産者紹介/beck

食べるの大好きベッカーくん

会の準備をしていると、
カウンターの向こう側にいる料理人の手さばきを静かに観察する
ベッカーくんの大きな背中。
真剣に何かを造る者同士、
言葉は交わさなくてもぴりぴりと何かを感じ取っているようでした。

会がスタートしてからもベッカーくんは料理に夢中。
ひと言解説すると、
「もう食べてもいいか?」と
隣に座る輸入元(ヘレンベルガー・ホーフ)山野さんに聞き、
気持ちはすぐに器へと注がれます。

博多のシメは、会場を移動してもちろんHAKATA NOODLE=ラーメン。
教えられた日本語「KAEDAMA(替え玉)」をすぐに実践し、
「レッカー(おいしい)!」と2玉ぺろりと平らげました。




ベッカーくん、山野さん!
ダンケシェーーン!





posted by スタッフ at 15:14| 福岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | イベント&試飲会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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