
麦焼酎「ちんぐ」を造る重家酒造が念願の日本酒造り復活の第一歩を踏み出した。今回は知り合いの酒蔵を間借りしての仕込み。まだまだ理想のお酒ができたとはいかないが、重家酒造の新しい歴史のスタートとして注目していきたい。
【玄界灘に浮かぶ自然豊かな壱岐島に生まれ育ち、故郷を離れ、壱岐島の良さを実感する。 故郷に戻り、國酒造りを通して、『壱岐島の魅力を世界へ伝える』これこそが我が使命。僕らの想い世界へ届け。】
特別純米 確蔵 (かくぞう) Our Spirit(僕らの想い)
全量佐賀県産山田錦 1.8L 2625円
<蔵元 横山太三さんからのメッセージ>
〜日本酒造りの経緯〜
明治32年に酒税法が整備され、免許制になり、明治35年に壱岐島は、焼酎蔵38蔵、日本酒蔵17蔵ありました。今では、焼酎蔵7蔵(8蔵免許)、日本酒蔵2蔵(両蔵共に製造していない)でございます。重家酒造は、平成12年に壱岐麦焼酎 ちんぐを新発売し、全国の焼酎愛飲者の皆様に育てて頂きました。弊社は、日本酒、焼酎の兼業蔵としまして平成2年まで第一工場で日本酒を造っておりました。杜氏の高齢化により、やむなく日本酒造りを休止しておりました。
今年、23年ぶりに日本酒を造りたいそして近い将来、壱岐島で日本酒蔵を復活させたいという強い想いから、今回、1月に不安と希望の入り混じった中、佐賀県のある日本酒蔵様に修業を兼ねて、約2ヵ月間蔵に泊まり込みで酒造りをしました。
2013年のスタートとして、タンク一本分1.8Lで2013本を造りました。
弊社壱岐島での日本酒の製造ではございませんが、近い将来壱岐島で日本酒蔵を復活させたいという強い想い(夢)を持っております。その第一歩としまして、どうぞこれからも応援の程宜しくお願い申し上げます。
〜名前の由来〜
重家酒造は、初代確蔵が1924年(大正13年)に創業しました。初代の名前をとりまして、確蔵(かくぞう)と名付けました。
下記のOur Spirit(僕らの想い)をラベルの表張りに英語で入れております。
飲み方としましては、冷やした日本酒をワイングラスに注いで頂きまして、クリーミーな香りとスッキリとした味わいを楽しんで頂けたらと思います。
今からの季節イサキのカルパッチョなどと合わせてお楽しみくださいませ。