ラベルはクラシック、笑顔と味はフレッシュです!「休蔵
(※1)していた蔵を建て直そうとしているおもしろいやつがいるから」
2015年3月、水害で使えなくなってしまった蔵を新しく建て直した東洋美人
(※2)を見学させてもらった後、“セクシーな酒”を醸す杜氏澄川さんはそう言って車を走らせた。萩から北東に走ること約40分、辿り着いたのは日本海に面し、島根県にも近い阿武町(あぶちょう)。
そこに待っていたのが、本日の主役阿武の鶴酒造の三好隆太郎さん。
「これでもだいぶん片づけたんですよ」と、石造りの槽(ふね)
(※3)や木桶など30年以上使われずに眠っていた酒造りの道具があちらこちらに見られる蔵の中を案内するその口調は穏やかで、表情もやわらか。酒蔵として“休んでいた”状態だとはいえ、物理的にも経営の面でもほぼゼロからの立ち上げ。その重圧は相当なものだと想像できるが、覚悟や気負いは安易には表に出さない、実直な人柄が印象に残った。
蔵訪問から約1年半。蔵の再建設に先立ち、昨年冬から東洋美人の蔵を間借りして造った27BY
(※4)のお酒を手に店に来てくれた三好さんに、少し話を伺った。
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posted by スタッフ at 13:37| 福岡 ☀|
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